Yung Lean の Storm トレンドのやり方:STORM II のミュージックビデオに自分を入れる

Yung Lean の Storm トレンドのやり方:STORM II のミュージックビデオに自分を入れる

チュートリアルに掲載

白いシャツにゆるめたストライプのネクタイ、タバコをくわえた若い男が、目を細めてカメラを見つめます。彼は振り返り、暗い色のスクールブレザーを着た生徒たちの列を何列も抜けて、そのど真ん中で立ち止まります。数秒後、群衆全体が前にかがみ込み、頭を後ろへ振り上げて激しく体を揺らします。彼だけは、まったく動きません。

これが Storm トレンドです。最近は少しスクロールするだけで、あの白いシャツの役に自分を入れた動画に出くわします。この記事では、Storm トレンドがどこから来たのか、その 26 秒の中で何が起きるのか、そして写真 1 枚で自分のバージョンを作る方法を紹介します。

Storm トレンドとは

映像は、GENER8ION と Yung Lean による「STORM II」公式ミュージックビデオの冒頭です。ストーリーらしいストーリーはほとんどありません。1 人対数百人。ほかの全員が動き、主役だけが微動だにしない。それだけです。

広まった理由はシンプルです。まわりの全員が一斉に爆発する中、群衆の真ん中に立っている。多くの人が一度は思い描いたことのある主人公の瞬間で、このクリップはそれをクールに、かっこよく見せてくれます。9 月に入ると自分をこの MV に入れる人が現れ始め、チュートリアルも続き、こうして Yung Lean のこのクリップは Storm トレンドとして独り歩きを始めました。

26 秒の中で起きること

Storm トレンドでは、MV の冒頭 26 秒をまるごと使います。ざっくり分けるとこうです:

  1. 0–5 秒、クローズアップ。 主役はタバコをくわえたままカメラを見つめ、それから背を向けます。
  2. 5–16 秒、歩き。 カメラに背を向けたまま、生徒たちの列のあいだを進んでいきます。
  3. 16–20 秒、静止。 カメラが引きます。彼は群衆の真ん中に立ち、まわりの全員はまっすぐ前を見つめています。
  4. 21 秒あたりから、爆発。 群衆全体が一斉に前へおじぎし、それから勢いよく体を起こして頭を後ろへ振り上げます。彼は眉ひとつ動かしません。

Storm トレンドの 4 つの段階:クローズアップ、群衆の中へ歩いていく場面、真ん中で静止する場面、主役のまわりで群衆全体がおじぎする場面

Storm トレンドのクリップ全体をつなぎとめているのは、真ん中の歩きのパートです。これがないと、爆発に向けて積み上がっていくものがなくなります。私たちはそれを痛い目にあって学びました。詳しくは後ほど。

元の映像をそのまま使う理由

Storm Dance テンプレート を作り始めたとき、最初は、だいたい同じに見える群衆を新しく生成してみました。ぱっと見は近いものでした。でも実際には別の動画です。建物は違い、群衆はほぼ同じ顔ばかりで、誰を置き換えるはずなのかすら分かりにくい状態でした。

Storm トレンドに参加する人のお目当ては、元のクリップです。仕上がりが元の映像に見えなければ、テンプレートの意味がありません。そこで最終版では STORM II の映像そのものを編集し、変えるのは主役だけにしました。群衆も、赤レンガの校舎も、カメラの動きも、一つひとつの動きのタイミングも、すべて元のままです。

Storm Dance テンプレートの仕上がり:冒頭のクローズアップの主役がアップロードした写真の人物になり、振り返って群衆の中へ歩いていく

ほかにも、途中で 2 つのことがうまくいきませんでした:

いちばん大事な部分をカットしてしまった。 あるバージョンでは、クリップを短くするために群衆の中へ歩いていく部分を削ったところ、ひと目でおかしいと分かりました。今のテンプレートは 26 秒をまるごと使っているので、1 フレームもカットしていません。

元の主役のタトゥーまでついてきた。 MV の男性は首と手にタトゥーがあり、初期のバージョンでは、置き換えた人にもそれがコピーされていました。今はもうそうなりません。

写真と衣装の選び方

必要な写真は 1 枚だけですが、仕上がりが自分に似るかどうかは、その 1 枚で決まります。ピントが合っていて明るく、1 人だけが写っていて、顔がだいたいカメラのほうを向いている写真を使ってください。大人の写真だけ、それも出演を喜んで引き受けてくれる人の写真だけにしましょう。

衣装は 2 種類です。「Original look」(元の衣装)を選ぶと、MV と同じ白いシャツとゆるめたストライプのネクタイになり、元の映像にいちばん近くなります。「My own outfit」(自分の服)なら、写真で着ている服がそのまま残ります。暗い色のブレザーの海の中ですぐに見つけてもらいたいなら、明るい色の服を着ましょう。

4 本の Storm トレンドのクリップの冒頭クローズアップ:白いシャツとネクタイ、ネイビーのボンバージャケット、デニムジャケット、黄色のパーカー

この 4 本はテンプレートのサンプルクリップです。実際に作ってみて、気づいたことが 2 つあります:

  • ネイビーのジャケットは学校の暗い色の制服と近すぎて、引きのショットで主役が埋もれてしまいます。黄色のパーカーやデニムジャケットのほうがずっと目立ちます。
  • 黄色のパーカーのクリップでは、実は「Original look」を選んでいました。パーカーはそのまま残り、その下にネクタイが加わっています。写真の服がかなり派手だと、ときどきこうなります。定番の白いシャツにしたいなら、もっと地味な服の写真を使うか、もう一度生成してみてください。

ZOOOP で Storm トレンドをやる方法

  1. Storm Dance テンプレート を開き、自分の写真を 1 枚アップロードします。
  2. 衣装を選びます。MV と同じ白いシャツとネクタイか、自分の服のどちらかです。
  3. 解像度を選んで生成します。デフォルトは 480p で、720p も選べます。解像度が高いほど費用も上がります。

私たちが試したクリップは、1 本あたり 6〜7 分ほどで仕上がりました。できあがるのは 26 秒、横長 16:9 の Storm トレンド動画で、そのままどのショート動画アプリにも投稿できます。

群衆が爆発する瞬間

クリップ全体の決め手になるショットは、21 秒あたりにやってきます。数百人が一斉におじぎをし、あなたは真ん中に立っていて、一瞬おいて全員が頭を後ろへ振り上げます。

Storm トレンドのクライマックス:生徒たちの群衆がおじぎをしてから頭を後ろへ振り上げ、デニムジャケットの主役は真ん中で静止したまま

カバー画像として切り出すのにも、いちばんいいフレームです。

Storm トレンドのあとに作りたいもの

ほかの全員が動く系の瞬間をもう 1 つ作るなら Hotel Lobby を、一緒に踊りたいなら Gang Gang ダンス を試してみてください。自分で撮ったクリップのスタイルを変えるなら ビデオを編集、ゼロから作るなら AI 動画生成 へどうぞ。ワンクリックで作れるアイデアは、テンプレートライブラリ にまだまだあります。

Storm トレンドは、今もあちこちで流れています。写真を 1 枚選んで、あなたが「動かない側」になる STORM II のクリップを作ってみてください。

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